この古民家を初めて訪れたのは2025年6月。

その時は既に、所有している不動産会社ココハウスさんが丁寧にリノベーションを進めている最中でした。
まだ賃貸契約前で、私たちは撮影スタジオとしての活用提案を検討している段階でした。
和と洋の融合に、未来を感じた。

この物件に強く惹かれたのは、和室の畳をすべてフローリングに張り替えていたこと。
その仕上がりが見事で、伝統的な梁や建具の存在感を残しつつも、どんなジャンルの撮影にも馴染む“和と洋の融合”を感じました。
ここから広がる可能性を直感的に感じ、Thehome.として提案書を作ることを決めました。
競合提案の中で伝えた「家を大切に使う」という想い。
この時点で、既に他社からも活用提案が出ていると聞き、半分諦めの気持ちで臨みました。
飲食店や民泊などの利用を想定しているのだろうと感じながらも、私たちは「誰よりも家の良さを訴求し、誰よりも大切に使う」ことを一番に伝えました。
それは、どの撮影現場でも当たり前のようにやってきたThehome.の基本姿勢です。
特別な言葉で飾らずとも、その信頼の積み重ねが私たちの提案の強みでした。
そして、提案が採用され、賃貸契約へ。
結果として提案が採用され、この古民家をThehome.で管理することになりました。
契約が決まってからは、家賃が発生する中で家具や照明を一気に選定する必要があり、慌ただしい準備が続きました。
今まで多くの素敵なオーナーの自宅を見てきましたが、スケルトンの状態から家具を入れるのは初めての経験。
過去にThehome.を利用してくださった制作会社やコーディネーターの意見を参考にしながら、「おしゃれすぎない調和」をテーマに、空間の個性を崩さない家具選びを進めています。すべての家具と照明が揃うのは2025年末の予定です。
Beforeの姿から見えた、撮影スタジオとしてのポテンシャル。
古民家の「和」の魅力と、リノベーションによって加えられた「洋」の要素。
この2つが自然に共存していることは、現場を見てすぐに分かりました。

そして空間としての魅力だけでなく、撮影スタジオとしての条件も理想に近いものでした。近隣の家との距離が十分にあり、音や車の出入りにも配慮しやすい。複数の控室が確保できる間取り、メイクや衣装の準備ができるスペース、裏方で調理ができるキッチンスペースがあり、クッキングスタッフが作業しやすい環境も整っています。
さらにスタッフ車両が複数台停められる駐車スペース、都内から約60分という距離も、制作側にとって大きな魅力です。古民家の風情を保ちながら、撮影現場としての実用性を兼ね備えた希少な物件だと感じました。
ここから始まった、Thehome.とSHOOTSTYLE.の挑戦。

この古民家は、Thehome.がこれまで培ってきた「住まい×撮影」のノウハウを形にする場所でもあります。
ここから家具を整え、照明を加え、作品づくりに耐えうる環境へと仕上げていきます。
次回は、家具や照明を入れていく「After編」をご紹介します。
▶ 当時の様子を映像で見る(ココハウスYouTube)
関連リンク
葉山古民家 一軒家スタジオ(物件ページ): https://thehome.jp/studio/6345/
SHOOTSTYLE.とは?: https://thehome.jp/shoot_style/

